たぶねあそび
どろんこ
村
(
むら
)
のあたりでは、
昔
(
むかし
)
は
田
(
た
)
んぼに
水
(
みず
)
を
張
(
は
)
ったままで
稲刈
(
いねか
)
りをしたんだよ。その
時
(
とき
)
に
使
(
つか
)
っていたのが
田舟
(
たぶね
)
で、この
中
(
なか
)
に
縄
(
なわ
)
を
入
(
い
)
れておいたり、
刈
(
か
)
った
稲
(
いね
)
をのせて
畔
(
あぜ
)
まで
運
(
はこ
)
んだんだ。
今
(
いま
)
ではどろんこ
村
(
むら
)
に
残
(
のこ
)
っている
田舟
(
たぶね
)
は
子
(
こ
)
どもたちの
遊
(
あそ
)
びともだちだ。
小
(
ちい
)
さいとは
言
(
い
)
っても
舟
(
ふね
)
は
舟
(
ふね
)
。
子
(
こ
)
どもくらい
乗
(
の
)
れるさ。
重
(
おも
)
くなった
舟
(
ふね
)
を
田
(
た
)
んぼの
泥
(
どろ
)
の
中
(
なか
)
を
歩
(
ある
)
きながら
引
(
ひ
)
いて
行
(
い
)
くのはたいへんだけど、これがおもしろいのさ。